西日本から関東では今日も危険な暑さ 千葉は8時前に35℃超え

ウェザーニュース

昨日は栃木県佐野市で国内歴代3位に並ぶ41.0℃を観測しました。今日30日(火)も西日本から東海、関東では体温を上回る危険な暑さが続きます。

引き続き、できるだけエアコンの効いた室内で過ごすなど、熱中症には最大限の警戒をしてください。

千葉市では7時30分すぎに35℃を超える

西日本や東日本の上空1500m付近には＋21℃以上の真夏の空気が居座り、今日も体温を上回る気温が予想されています。昨日と気圧配置は大きく変わらないものの、太平洋高気圧の中心は昨日よりもやや西に移動するため、西日本でも危険な暑さとなる見込みです。

また、関東周辺などでは今朝もあまり気温が下がらず、東京都心の最低気温は29℃台でした。千葉市では7時33分に早くも35℃以上を観測して猛暑日となりました。

午後の気温分布の予想を見ると、関東や東海の平野部は広範囲で35℃以上で、近畿から山陽、四国、九州でも35℃を上回るところが多い見通しです。

予想最高気温は、岡山市や高松市、大分市などで38℃、京都市でも37℃と西日本でも体温を上回るような危険な暑さとなる見込みです。風向きの関係でフェーン現象の効果が働くところでは、局地的には40℃に迫るところもあるかもしれません。東京都心も37℃予想と今年一番の暑さとなった昨日と同じくらいまで上がるとみられます。

できる限りの熱中症対策を

連日の厳しい暑さによって体に負担がかかり、熱中症のリスクはより高くなります。関東から九州には熱中症警戒アラートも発表されています。

気温が高い日中の外出や移動などはできるだけ避けて、やむを得ず出かける場合も日傘や帽子などでできるだけ直射日光を避けるなどの工夫が必要です。

室内で過ごす場合もエアコンなどで室内温度をしっかりと調節し、こまめに水分補給や塩分補給を行うなどの対策が欠かせません。