東京は9時前に35℃超えで5日連続の猛暑日 引き続き熱中症に厳重警戒を

ウェザーニュース

今日30日(火)は北陸周辺に停滞している梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、西日本や東日本太平洋側では朝から気温が上がり、すでに35℃以上の猛暑日となっているところがあります。

できるだけ昼間は屋外には出ずにエアコンなどで温度調節をした室内で過ごす、こまめな水分補給や塩分補給するなど、引き続き熱中症に最大限の警戒が必要です。

東京都心も9時前に猛暑日に

東京都心では8時44分に気温が35℃に到達。これで5日連続、今年11日目の猛暑日です。

関東の上空1500m付近には＋24℃以上という非常に暖かい空気が流れ込んでいて、それに強い日差しとフェーン現象による影響もあり、急ピッチで気温が上がっています。昨日29日(月)には今年最高の37.3℃を観測しましたが、今日の予想最高気温も37℃と体温を超えるような非常に危険な暑さが続く見込みです。

昼間はできるだけ涼しい室内で過ごす

外出する時間はできるだけ短い時間に限定し、やむを得ず外出する場合はこまめに水分を摂るようにしてください。日傘や帽子などで直射日光を遮るだけでも暑さを和らげることができます。急ぎでない外出は、暑さが幾分でも和らぐ夕方以降にすると安心です。

屋内でもエアコンを活用して室温を適切に調節するようにしてください。カーテンやすだれなどで室内に入る日差しを遮って室温上昇を防ぐことも有効です。できる限りの熱中症予防を行うようにしてください。