8月も暑さが和らぐ兆しなし 西日本を中心に猛暑が続く

ウェザーニュース

8月に入っても太平洋高気圧の勢力は強く、高気圧の中心に近い西日本を中心に晴れて猛暑が続く予想です。熱中症に最大限の警戒が欠かせません。

8月も厳しい暑さが続く見通し

名古屋や大阪では8月1日(木)から5日連続で猛暑日を予想しており、1日(金)から4日(土)にかけては40℃近くまで気温が上がる予想です。また、福岡でも7日間連続で猛暑日になるとみています。

夜になっても気温は下がらず、最低気温は29℃前後となる日が多くなる予想です。朝や夜も暑く、熱中症にかかるリスクが高まります。

関東や東北太平洋側では、週末になると湿った空気の影響で雲が広がりやすくなり、35℃以上の猛暑日は少なくなる見込みです。ただ、湿度が高く蒸し暑いため、油断はできません。

万全の熱中症対策を

今日30日(水)に気象庁が発表した「2週間気温予報」では、8月に入っても気温が「かなり高い」日が多くなるとしています。

西日本や東海・関東エリアでは7月中旬から下旬にかけて梅雨が明けた後に猛暑が続き、体へのダメージがいつの間に蓄積していてもおかしくありません。

現時点では暑さの落ちつくタイミングが見通せない状況です。十分に休養をとったり栄養を補給するなど、細心の健康管理を通じて熱中症にならないよう注意をしてください。