来週にかけても危険な暑さが続く 西日本は連日の猛暑日予想

ウェザーニュース

これから来週にかけても、全国的に気温の高い傾向が続きます。西日本や東海は最高気温が35℃以上の猛暑日が続く予想で、危険な暑さに警戒が必要です。

熱中症リスクの高い日が続く

この先も、強い日差しと上空の暖かい空気の影響で、全国的に高温傾向が続く見込みです。

大阪の最高気温を見ると、来週後半にかけて36℃くらいまで上がる予想の日が続いています。福岡、名古屋など西日本や東海は同じような傾向で、連日35℃以上となっています。内陸部を中心に40℃に迫ることもありそうで、体温を上回る危険な暑さになる予想です。

関東は東風の影響で、やや雲が広がりやすくなります。そのため西日本より気温の数字はやや低めですが、それでも33℃前後まで上がる日が続きます。最低気温が25℃以上の熱帯夜が続き、朝晩も日中も不快な蒸し暑さとなりそうです。

北日本でも30℃を超える日が多くなります。朝晩は涼しく感じることがあっても、昼間は暑さ対策が欠かせません。

連日の暑さによって体に負担がかかり、熱中症のリスクはより高くなります。気温が高い日中の外出や移動などはできるだけ避けて、やむを得ず出かける場合も日傘や帽子などでできるだけ直射日光を避けるなどの工夫が必要です。室内で過ごす場合もエアコンなどで室内温度をしっかりと調節し、こまめに水分補給や塩分補給を行うなどの対策が欠かせません。