京都は40℃予想 今日も危険な暑さ続く 最大限の熱中症予防を

ウェザーニュース

今日8月2日(金)も西日本から東海にかけては体温を上回る危険な暑さが続きます。場所によっては顕著な高温となり、京都市では最高気温が40℃に達すると予想しています。

引き続き、エアコンの効いた室内で過ごす、こまめに水分補給や塩分補給をするなど、できる限りの熱中症予防を行ってください。

最高気温は西日本や東海を中心に体温を大幅に超える予想

西日本や東日本の上空1500m付近には＋21℃以上の真夏の空気が居座り、今日も体温を上回る気温が予想されています。特に朝から強い日差しが照り付けている西日本や東海で危険な暑さとなる見込みです。

午後の気温分布の予想を見ると、東海や近畿、瀬戸内や九州の広範囲で35℃以上となっていて、関東甲信でも内陸で35℃を上回るところがある見通しです。風向きの関係でフェーン現象の効果が働くところでは、周辺よりもさらに数℃高い気温となるとみられます。

予想最高気温は、京都市で40℃とこれまでで一番の暑さを更新する可能性があります。名古屋市や岐阜市、大分県日田市で39℃、大阪市などでも38℃と、西日本や東海を中心に体温を大幅に上回る危険な暑さとなる見込みです。東京都心でも34℃予想と連日の厳しい暑さが続くとみられます。

できる限りの熱中症対策を

連日の厳しい暑さによって体に負担がかかり、熱中症になるリスクがより高くなっています。関東から九州沖縄にかけての地域には熱中症警戒アラートも発表されています。

気温が高い日中の外出や移動は可能な限り避けて、やむを得ず出かける場合も日傘や帽子などでできるだけ直射日光を避けるなど、体温を上昇させないような工夫が必要です。

屋内で過ごす場合もエアコンなどで室内温度をしっかりと調節し、こまめに水分補給や塩分補給を行うなどの対策をしっかりと行ってください。