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虹色に染まる雲が中部や近畿の空に出現 環水平アークと呼ばれる現象

ウェザーニュース / 2024年8月2日 13時40分

ウェザーニュース

今日8月2日(金)の昼前から、中部地方や近畿の一部で虹色に染まった雲がみられました。環水平アークと呼ばれる現象です。

空を流れる巻雲が虹色に

夏空が広がっている東海や甲信、北陸、近畿では、上空の高い所の雲が虹色に染まる様子がみられました。これは環水平アークで、巻雲など空の高い所に広がる雲を構成する氷の粒が、太陽の光を屈折させることで現れます。

今回見られた環水平アークは、太陽の中心から下方46度前後の空の低い所に出現します。一般的には水平に長く伸びる虹の帯となることから、環水平アークと呼ばれ、太陽高度が高い、4月上旬から9月上旬にかけての昼前後が見えやすい時間帯です。

今日は帯状に伸びるというよりも、巻雲の一部だけが色付くような形になりました。この後は太陽高度が下がっていくため、段々と見えにくくなっていきます。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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