危険な暑さ続き東京都心は4日ぶりに猛暑日 熱中症への警戒継続を

ウェザーニュース

今日8月4日(日)も西日本、東日本の広い範囲で午前中から気温が上昇しています。関東は昨日より気温が高く、東京都心では4日ぶりに猛暑日となりました。

17日連続で100地点以上が猛暑日に

西日本、東日本は夏空の広がっている所が多く、朝から強い日差しが照りつけています。ここ数日に比べると上空の高気圧は若干、勢力を弱めているものの、引き続き暖気に覆われていて午前中から厳しい暑さです。

11時30分までの最高気温が全国で最も高くなっているのは和歌山県かつらぎ町で37.3℃まで上昇。そのほか、広島県安芸太田町・加計で37.2℃、福岡県久留米市で36.8℃、名古屋市は36.2℃まで上がってきました。

東京都心でも11時28分に35℃に到達し、4日ぶりに猛暑日を観測しています。35℃以上の猛暑日地点は100を超え、これで17日連続です。

広範囲で熱中症に警戒必要

午後も雷雲の発生は局地的で日差しの届く所が多いため、厳しい暑さが続きます。

14時の暑さ指数(WBGT)予想では西日本から東日本の広い範囲で最も危険度が高い紫色の領域が多く見られ、熱中症のリスクが非常に高くなる見込みです。

夏休み中の日曜日なので、レジャーに行かれる方が多いかと思われます。炎天下での運動は原則行わず、屋外で活動をする場合はこまめに涼しい所で暑さを避けたり、適切に水分補給、塩分補給を行うことが必要です。また、室内でも熱中症のリスクがありますので、エアコンなどで室内温度をしっかりと管理してください。