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週間天気予報 三連休にかけて不安定な天気 熱帯低気圧の動向も注意

ウェザーニュース / 2024年8月6日 15時0分

ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■

・三連休にかけて急な雷雨に注意
・熱帯低気圧の動向に注目
・平年より気温が高い日が続く

三連休にかけて大気の状態が不安定で、急な雨や雷に注意が必要な状況が続きます。今後の熱帯低気圧の動向にも注目です。

三連休にかけて急な雷雨に注意

寒冷渦と呼ばれる上空に寒気を伴った気圧の谷が日本の東を南下しており、8日(木)頃にかけて東日本や北日本を覆う予想です。また、9日(金)頃からは西日本に別の寒冷渦が進んでくる予想です。これらに加えて地上付近の湿った空気、地上の昇温などの影響で、三連休にかけて大気の状態が不安定な状況が続きます。

日差しが届いても天気が急変して、局地的に雷雨となる日が続き、特に夕方〜夜間に雨雲が発達することが多い見込みです。どこでいつ雨が降るかは直前まで予測が難しいため、可能性を頭に入れて計画を立てるようにしてください。

熱帯低気圧の動向に注目

気象庁の天気図

沖縄の南と小笠原近海にはそれぞれ熱帯低気圧があり、周囲に活発な雨雲を伴っています。

沖縄や小笠原諸島では、週末頃にかけて急な強い雨や落雷、突風などのおそれがあり、特に先島諸島では雨が降りやすく、道路冠水や低地の浸水等に注意が必要です。


これらの熱帯低気圧を含む海域は広い範囲での反時計回りの風の循環がみられ、熱帯低気圧が発生しやすい状況です。

お盆休みの時期にかけて、熱帯低気圧や台風が発生してすぐに日本に影響を及ぼす可能性も否定できないため、南海上の様子から目が離せません。

平年より気温が高い日が続く

8月上旬は年間で最も暑い時期にあたりますが、この時期の平年値よりも気温の高い日が続く見通しです。最高気温が35℃以上の猛暑日になる地点も多数予想されているほか、最低気温も平年よりもかなり高い日が多い見込みです。

気温の高い日中の外出は最小限に、エアコンの効いた涼しい室内で過ごすなど熱中症予防を意識的に行ってください。栄養バランスの良い食事や十分な睡眠をとることも熱中症予防の基本です。

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