沖縄に熱帯低気圧が接近中 激しい雨に注意を

ウェザーニュース

沖縄本島の南には中心気圧1002hPaの熱帯低気圧があって、ゆっくりと西に進んでいます。中心の西側には活発な雨雲があるため、宮古島市では1時間に50mmの非常に激しい雨が観測されました。

熱帯低気圧はこの先もあまり発達しませんが、週後半にかけて急な激しい雨や落雷、突風等に注意が必要です。

落雷や突風にも注意

沖縄の先島諸島では未明から発達した雨雲が流れ込み、宮古島市の下地島では3時12分までの1時間に50.0mmの非常に激しい雨を観測しました。11時現在、活発な雨雲は主に海上にありますが、島内に流れ込んでくると再び強く雨が降るおそれがあります。突然強まる雨に注意してください。

大気の状態が不安定となっているため、昨日5日(月)には海上で竜巻の発生が確認されました。今日も落雷や竜巻を含む突風等に注意が必要です。普段見ないような真っ黒い雲が迫ってきたら頑丈な屋内に避難するようにしてください。

熱帯低気圧の動きがゆっくりであるため、先島諸島では週後半にかけて雨の降りやすい天気が続く予想です。道路冠水や低地の浸水等に注意してください。

熱帯低気圧から離れて日差しが届いている沖縄本島でも短時間の強雨や横殴りの雨に注意が必要です。