ビール需要は気温や天気で大きく変化 猛暑日で8割が飲みたい

ウェザーニュース

各地で最高気温40℃が観測されるなど、この夏も各地で危険な暑さが続いています。

暑い日はビールが飲みたくなる方が多くなると思いますが、その飲みたくなる境目はどこにあるのでしょうか。お天気アプリ「ウェザーニュース」を通して、ユーザーのみなさんが感じる“ビール日和”について調査しました。

1番飲みたくなる天気はやっぱり“晴れ”

ビール好きな方に1番飲みたくなる天気を質問したところ、約7割の人が晴れの日ほどビールが飲みたくなり、約3割は天気に左右されず、いつでも飲みたいと思っていることがわかりました。

晴れの日に飲みたい都道府県は、1位佐賀県(82%)、2位島根県(79%)、3位秋田県(78%)で、天気関係なくいつでも飲みたい人が多かったのは、1位鳥取県(49%)、2位青森県(40%)、3位大分県(37%)、4位長崎県(37%)となりました。

晴れの日に飲みたい都道府県ランキング

1位　佐賀　82％
2位　島根　79％
3位　秋田　78％
4位　茨城　77％
5位　京都　77％
6位　香川　77％
7位　熊本　77％
8位　宮崎　77％
9位　岩手　76％
10位　岐阜　76％
11位　鹿児島　76％
12位　栃木　75％
13位　福井　75％
14位　宮城　74％
15位　福島　74％
16位　富山　74％
17位　長野　74％
18位　静岡　74％
19位　兵庫　74％
20位　奈良　74％
21位　愛媛　74％
22位　埼玉　73％
23位　山梨　73％
24位　群馬　72％
25位　神奈川　72％
26位　岡山　72％
27位　徳島　72％
28位　千葉　71％
29位　滋賀　71％
30位　愛知　70％
31位　大阪　70％
32位　山口　70％
33位　北海道　69％
34位　山形　69％
35位　東京　69％
36位　高知　68％
37位　福岡　68％
38位　石川　66％
39位　和歌山　66％
40位　三重　65％
41位　沖縄　64％
42位　新潟　63％
43位　広島　63％
44位　長崎　60％
45位　大分　60％
46位　青森　58％
47位　鳥取　51％
ー
全国平均　71％

猛暑日は8割が“飲みたい”

次に2023年2月〜2024年8月にかけて全23回「いま、ビールを飲みたい?」と質問し、「はい」「いいえ」「いつでも飲みたい」「普段から飲まない」の4択で回答いただきました。

計178,910件の回答を集計したところ、「はい」26%、「いつでも飲みたい」15%、「いいえ」17%、「普段から飲まない」42%となりました。

そのうち「はい」と「いいえ」の計75,061 件の回答について、回答された場所とその時間の気温の関係性を分析したところ、ビールが飲みたい人の割合は気温が上昇するにつれて増加し、気温18℃で過半数を超えて、気温35℃の猛暑日では8割に達することがわかりました。

特に、飲みたい人の割合は気温8℃(34%)のような一桁台から25℃(72%)の夏日前後にかけて顕著に増加しました。

一方、29℃(76%)や30℃(74%)を超えるような暑さになると、それ以降は大きく変わらずに75%前後で推移しました。

「いつでも飲みたい」と「普段から飲みたい」の割合は気温によらず、すべての温度でほぼ一定でした。

気温が上がるほどビールを飲みたい人は増加し、気温18℃で半数を超えて、気温35℃の猛暑日では8割に達することがわかりました。まだまだ暑い日が続く三連休からお盆休み期間は、ビール好きの方々にとっては絶好のビール日和となりそうですね。

調査概要
質問1：ビールが好きな方に伺います、1番飲みたくなる天気は？
調査日：2024年5月6日
回答者数：9,258人
回答：「晴れ」「雨」「曇り」「天気関係なくいつでも飲みたい」から選択


質問2：いま、ビールを飲みたい?
調査日：2023年2月〜2024年8月にかけて全23回
2023年2月18・19日、3月4・5・12・18・19日、4月26・27・28・29日、5月16・17・18、8月22・26日、 2024年5月3・4・11・18・25日、7月29日、8月3日(週末や祝日を中心に実施)
回答者数：のべ178,910人
回答：「はい」「いいえ」「いつでも飲みたい」「普段から飲まない」から選択