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週間天気 三連休は台風直撃のおそれ 東日本・西日本は天気急変に注意

ウェザーニュース / 2024年8月9日 15時0分

ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■

・三連休は台風5号が東北直撃のおそれ
・お盆休み期間中は大気不安定
・体温超えの暑さとなるところも
・ペルセウス座流星群が見頃に

三連休に台風が直撃するおそれが出てきました。交通機関への影響も懸念されるため、帰省や旅行の移動は計画的に。

三連休は台風5号が東北直撃のおそれ

北上中の台風5号(マリア)は、三連休中に東北を直撃するおそれがあります。台風周辺では強風や大雨、高波、高潮に注意が必要で、台風に近い東北では大雨や暴風に厳重な警戒が必要です。

進路予想については大きな幅があり、予想よりも西寄りの進路をとった場合には東日本や西日本でも影響が出る可能性があります。また、台風が陸から離れて北上したとしても、太平洋沿岸では波が高くなるため、三連休を中心に海のレジャーの際は離岸流などに十分注意が必要です。


また、日本の南の海上は広い範囲での反時計回りの風の循環がみられ、台風5号以外にも熱帯低気圧が発生しやすい状況です。お盆休みの時期にかけて、南の海域から目が離せません。

お盆休み期間中は大気不安定

日本付近は上空の気圧の谷の影響を受ける日が多く、さらに台風5号や太平洋高気圧の縁辺を回る湿った空気が流れ込むことで、大気の状態が不安定な日が多くなります。

晴れる日は多いものの、地上の気温が高くなることで夕方から夜にかけては雨雲が発達しやすく、天気が急変して局地的に雷雨になるおそれがあります。いつどこで雨がどのくらいの強さで降るかは直前まで予測が難しいため、可能性を頭に入れて計画を立てるようにしてください。

体温超えの暑さとなるところも

8月前半は年間で最も暑い時期にあたりますが、この時期の平年値よりも気温の高い日が続く見通しです。最高気温が35℃以上の猛暑日になる地点が多数予想されていて、最低気温も平年よりもかなり高い日が多い見込みです。

意識的な水分や塩分の補給、エアコンの効いた涼しい室内で過ごすなど熱中症予防を行ってください。栄養バランスの良い食事や十分な睡眠をとることも熱中症予防の基本です。

ペルセウス座流星群が見頃に

来週は三大流星群のひとつ「ペルセウス座流星群」が活動のピークを迎えます。

今年は8月12日(月)の夜に極大を迎え、放射点が空高くに昇る翌朝の明け方にかけて多くの流星が出現する予想です。夜遅くには月明かりもなくなるため目視観測には好条件です。

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