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通常生活を送りながら備蓄品や避難経路などの確認を 南海トラフ地震臨時情報発表中

ウェザーニュース / 2024年8月9日 17時45分

ウェザーニュース

8月8日(木)16時43分頃に日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生しました。この地震の発生に伴って、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されています。

有事の際に適切な避難行動を取ることができるように、通常の生活を送りながらも備蓄品や避難経路、情報収集法を確認してみてください。

非常用持ち出し袋の中身

現在お持ちの非常持ち出し袋の中身を確認するのも、平時からの備えの一つです。期限切れになっていたり、不足しているものはないでしょうか。まだ、非常持ち出し袋をお持ちでない方はこれを機に、新しく準備しておくとよさそうです。

ただし、過度に多くの品物を買い込むことは避けてください。多くの方に必要なものが行き届かなくなってしまうことも考えられます。

また、以下の日常生活で必要なもの以外にも、この時期ですと暑さ対策に必要なもの(瞬間冷却パックなど)も準備しておきましょう。

□水
□食品(ご飯、レトルト食品、ビスケット等)
□防災用ヘルメット・防災ずきん
□衣類・下着
□レインウェア
□ブランケット
□軍手
□タオル
□ビニール袋(大小)
□紐なしのズック靴
□使い捨てカイロ
□救急用品(ばんそうこう、包帯、消毒液、常備薬、マスク、体温計等)
□薬剤情報提供書のコピー
□健康保険証のコピー
□ティッシュ・ウェットティッシュ
□洗面用具
□歯ブラシ・歯磨き粉
□懐中電灯
□携帯ラジオ
□予備電池
□携帯充電器・モバイルバッテリー
□マッチ・ろうそく
□ペン・ノート

この他にも子どもや高齢者などの家族構成にあわせて、ミルクやほ乳瓶、おむつ、生理用品など、日常生活で必要なものを入れておきましょう。

現金や感染症対策用品も

このような備蓄品を用意しておくのに加え、持ち出し時には貴重品等の持ち出し品も忘れないようにしておきましょう。

□現金
□身分証明証、運転免許証等
□メガネ・コンタクトレンズ
□持病薬
□携帯電話・スマートフォン
□マスク
□消毒薬

最近は現金を使っての購買ではなく、クレジットカードやコード決済などをお使いの方も増えています。非常時にはそれらが使えないことも考えられますので、現金も準備しておくことをおすすめします。

携帯電話もできるだけ充電は満タンに近い状態にしておきましょう。今やスマートフォンは情報収集をするための大切な手段です。政府や自治体などから発表される情報をいつでも受け取れるようにしておきましょう。

また、最近は感染症のリスクも再び増え始めています。マスクや消毒薬も準備しておいてください。

避難場所 自宅周辺や外出先もチェック

自宅周辺の避難場所や避難経路も、これを機に確認しておくと、いざ避難が必要となったときに安心です。できれば勤め先などの自宅以外の避難場所も把握しておくこともおすすめします。

また、この時期は帰省や旅行などで遠方へ外出する機会も多くなります。そのようなときにも、一時避難場所がどこになるのか知っておくと安心です。

ご家族ともいつもSNSや電話で連絡を簡単に取っていますが、災害時の連絡手段や集合場所などを話し合ってみてください。

その他の基本的な地震対策も

記事の冒頭でも触れた通り、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されたとからといって、特別に身構えないといけないわけではありません。日本では地震や津波はいつ・どこで発生してもおかしくありません。

通常の生活を送りながら、その他にも家具の転倒対策を見直してみる、就寝時にスマートフォンや履物を近くに置いておくなど、基本的な地震への対策を見つめ直すようにしてみてはいかがでしょうか。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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