関東は急ピッチで気温上昇 朝から35℃以上の猛暑日に

ウェザーニュース

振替休日の今日12日(月)も、関東から西日本は強い日差しが照り付けています。気温がぐんぐん上昇し、関東では早くも35℃を突破した所が増えてきました。

午後も晴天が続き、体温を上回るような暑さの所もある予想です。

台風の間接的な影響で高温に

東日本の上空1500m付近には、引き続き＋21℃前後の真夏の空気が居座っています。また、先ほど岩手県に上陸した台風5号をまわる西寄りの風によってフェーン現象が発生しているとみられ、早朝から気温が高い状況です。

今朝の最低気温は、東京都の羽田空港で29.3℃（5時41分観測）、千葉市で29.2℃（6時12分観測）となっています。

9時40分現在は強い日差しも加わり、埼玉県越谷市で35.8℃を観測するなど、関東ではすでに10地点で35℃を突破しました。

午後は体温を上回る暑さの所も

台風5号は東北北部を横断し、夜には日本海に進む見通しです。関東から西日本では晴天が続き、気温がさらに上がります。

最高気温はさいたま市や甲府市、岐阜市、熊本市で38℃、名古屋市では39℃の予想です。体温を上回る危険な暑さになる所があり、暑さ指数(WBGT)も非常に高いエリアが広くなっています。気温が高い日中の屋外での活動は控え、屋内でも冷房を使用するなど最大限の熱中症対策を行なってください。

なお、気温が上がることで山沿いではゲリラ雷雨の可能性があります。山や川のレジャーは天気の急変に注意が必要です。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）