西日本や東海では今日も広範囲で猛暑日に 京都は39℃と危険な暑さ予想

ウェザーニュース

今日8月14日(水)も関東南部から東海、西日本では厳しい暑さが続く見込みです。京都市では予想最高気温が39℃と体温を大幅に上回る危険な暑さが予想されています。

引き続き、エアコンの効いた室内で過ごす、こまめに水分補給や塩分補給をするなど、できる限りの熱中症予防を行ってください。

東海や近畿を中心に体温を上回る暑さに

今日も関東南部から東海、西日本にかけては強い日差しが照り付け、気温が上がる見込みです。西日本や東海の上空には1500m付近で＋21℃以上という暖かい空気があり、東海や近畿などでは今日も気温の上昇が顕著となり、体温を上回る暑さが予想されています。

午後の気温分布の予想を見ると、東海から近畿、中国の瀬戸内側、九州北部などで35℃以上を示す赤色の領域が広がっています。予想最高気温は京都市で39℃と危険な暑さになる見込みです。大阪市は38℃、名古屋市も37℃まで上がる予想で、体温を上回る厳しい暑さとなります。名古屋市で今日も猛暑日となれば、7月25日から3週間連続で猛暑日となり、昨日更新した統計開始以来の最長記録をさらに更新しそうです。

＜今日14日(水)の予想最高気温＞
39℃：京都
38℃：岐阜、大阪、奈良
37℃：名古屋、大津、岡山、高松、佐賀、熊本　など


一方で、関東では北部を中心に雲が広がりやすく、午前中のうちから雨の降る可能性があります。日差しが遮られるため、いくぶん気温の上昇は抑えられそうです。東京都心も予想最高気温は34℃と猛暑日には届かないとみています。

できる限りの熱中症対策を

連日の厳しい暑さによって体に負担がかかり、熱中症になるリスクがより高くなっています。関東から九州沖縄にかけての地域には熱中症警戒アラートも発表されています。

気温が高い日中の外出や移動は可能な限り避けて、やむを得ず出かける場合も日傘や帽子などでできるだけ直射日光を避けるなど、体温を上昇させないような工夫が必要です。

屋内で過ごす場合もエアコンなどで室内温度をしっかりと調節し、こまめに水分補給や塩分補給を行うなどの対策をしっかりと行ってください。