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台風7号 関東は東側ほど暴風域に入る可能性高い 上陸しなくても警戒を

ウェザーニュース / 2024年8月14日 13時50分

ウェザーニュース

台風7号(アンピル)は16日(金)に関東に最も近づく予想です。強い勢力を保って接近するため、上陸の有無に関わらず風速25m/s以上の暴風域に入る確率は高くなっています。

予想進路に近い千葉や茨城、伊豆諸島で特に高い

台風7号は発達しながら小笠原諸島の西の海上を北上しています。海面水温が高く、風の環境が発達に適した領域を進むため、中心付近の最大風速は40m/sまで達する見込みです。

関東に近づくタイミングでも強い勢力を保ち、広い暴風域を伴っているとみられます。現時点で上陸するかは微妙な状況ですが、上陸しなかったとしても関東の一部は台風の暴風域に入る見通しです。特に台風の進路に近い千葉県や茨城県の大部分は暴風域に入る確率が50%以上で、千葉県外房沿岸と伊豆諸島では70%以上の地域もあります。東京や神奈川なども大部分が30%以上です。

暴風域に入れば瞬間的には30m/s以上、少し外側でも20m/s以上の風が吹き荒れることになります。停電が発生したり、倒木や飛来物による被害が懸念される状況です。停電してエアコンが使用できなくなると、室内はかなり蒸し暑くなることが考えられます。停電時の暑さも考慮した対策も含めて、早めに済ませるようにしてください。

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