近畿で39℃台の危険な暑さ 猛暑日地点は4日連続200超え

ウェザーニュース

今日14日(水)も西日本や東海で猛烈な暑さが続いています。特に近畿で気温の上昇が目立ち、一部では39℃台の危険な暑さになりました。

名古屋など東海も38℃を超える暑さ

西日本や東海は今日も強い日差しが照りつけて気温が上がっています。特に気温の上昇が目立ったのが近畿で、15時00分までの最高気温が全国で最も高くなったのが兵庫県西脇市の39.5℃。そのほか、和歌山県かつらぎ町で39.3℃、大阪府堺市で39.1℃、八尾市で39.0℃と4地点が39℃台です。

東海もそれに負けず劣らずの暑さで、岐阜県揖斐川町の39.2℃を筆頭に、岐阜市で38.5℃、名古屋市で38.2℃を観測しました。

また、福岡県太宰府市や熊本県甲佐町、兵庫県淡路市・郡家では連続猛暑日が27日となり、日本歴代最長を更新中です。

7月下旬から休みない猛暑

今年の暑さは厳しいだけでなく、休みなく続いていることも特徴的です。

前述のように福岡県太宰府市などは27日連続猛暑日と過去の国内最長を更新しています。また、猛暑日地点が100を超える日も7月19日から継続していて、8月4日には現在と同じ統計方法になった2010年以降で最多となる301地点を記録しました。

今日は15時00分の時点で211地点に達し、100地点以上は27日連続、200地点以上は4日連続です。

明日はわずかに気温が下がる予想

明日15日(木)は今日に比べると西日本方面を覆っている高気圧の勢力が弱まる分、少しだけ気温の上昇が抑えられる予想となっています。

それでも最高気温は大阪市で37℃、名古屋市や広島市で36℃など西日本から東海を中心に猛暑日の所が多く、厳しい暑さには変わりがありません。東京都心や鹿児島市も34℃まで上がる見込みです。

大気の状態が不安定で急な雨や雷雨の可能性があり、雨がザッと降ると少し暑さは落ち着きます。