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台風7号は非常に強い勢力で関東へ 沿岸部は停電への備えを

ウェザーニュース / 2024年8月15日 17時40分

ウェザーニュース

台風7号(アンピル)は北上しながら発達を続け、明日16日(金)に非常に強い勢力で関東に接近する予想となっています。瞬間的には40m/s前後の暴風が吹いて、停電リスクが高くなりますので、備えが欠かせません。

瞬間的には40m/s前後の暴風のおそれ

台風7号は発達しながら北上を続けていて、明日16日(金)の午後に関東に最も近づくとみられます。接近時は中心付近の最大風速が45m/sと非常に強い勢力の予想です。

現時点で上陸する可能性は低いものの、進路に近い千葉県や茨城県を中心に台風の暴風域に入るとみられます。暴風域に入ると平均で25m/s以上、瞬間的には40m/s前後の暴風が吹き荒れるため、停電リスクが高まります。

暴風域に入らない場合でも瞬間風速は20〜30m/sに達するため油断はできません。

千葉県、茨城県の一部で停電リスクが高い

ウェザーニュース独自の停電リスク予測では、千葉県の房総半島や茨城県の沿岸部で可能性が高く、伊豆諸島や福島県の一部にも可能性の高いエリアがみられます。特にリスクが高いのは、台風が最も近くを通る銚子など千葉県北東部や茨城県鹿行エリアです。

16日(金)の関東は朝から雨が降るため、気温はそれほど上昇しません。最高気温は千葉県館山市で29℃、東京都心や水戸市は28℃、銚子市で27℃の予想です。

湿度が高いことに加え、雨や風が強まることで窓が開けられないため、室内は蒸し暑くなります。停電でエアコンが使えない状況になった場合は、暑さ対策が必要です。停電の備えを行う際は、暑さをしのぐ対策もしっかりと行うようにしてください。

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