関東は朝から「台風一過」の青空 湿度は低下し気温は上昇

ウェザーニュース

今朝の関東は台風7号が離れたことで晴れてきた所が多くなっています。

秋の台風のように東に離れたことから、関東の上空では北〜北西の風が吹いていて、カラッとした空気に入れ替わり「台風一過」の青空になりました。視程も良くなり、遠くまで景色がよく見えています。

一方、この青空と北風が猛烈な暑さをもたらします。関東の内陸では体温に迫る暑さとなるため熱中症に警戒が必要です。

8時30分までに東京は湿度64%に

台風が北に離れたときは湿った南風が入り続けて台風一過にならないことがありますが、今回の台風は関東からみて東に離れたことで台風一過となりました。

東京都心では、内陸からの乾いた空気の流入と気温の上昇により、8時30分までに最小湿度が64%にまで下がりました。視界もよくなっていて、都心からも山並みがよく見えています。

一方で、この風向きの影響でフェーン現象が効いて、関東では午後は危険な暑さになる所が多くなります。最高気温は、前橋では38℃、さいたまでは37℃、東京都心では36℃の予想です。体温に迫るような危険な暑さとなるため、炎天下での長時間の行動を避け、エアコンの効いた涼しいところで過ごすなどし、こまめな水分補給を心がけるなど熱中症予防を意識的に行ってください。