東北太平洋側は傘が活躍 三陸沿岸は大雨に注意
ウェザーニュース / 2024年8月17日 9時50分
今日17日(土)は荒天をもたらした台風7号が本州東の海上に離れていきます。台風は離れていくものの、台風がもたらす湿った北東風の影響で東北太平洋側では夜まで雨が降りやすい天気です。
福島県で51.5㎜の非常に激しい雨を観測
早朝には台風の外側の発達した雨雲が流れ込んだ福島県二本松で午前4時までの1時間に51.5㎜の非常に激しい雨を観測しました。午前9時時点では1時間の降水量は多いところで5㎜程度となっていて、強雨のピークを越えつつあります。
天気回復しても油断禁物
宮城県や福島県など南部の太平洋側では雨が止む時間が次第に長くなり、日差しのチャンスもありそうです。ただ、午後は山沿いを中心に雨雲が急発生してにわか雨や雷雨になる可能性があります。一旦、天気が回復しても油断は禁物です。
一方、湿った北東風の通り道となる岩手県の三陸沿岸部や青森県三八上北エリアでは断続的に雨が降り、傘が手放せない1日になります。降水量が嵩んで大雨となるおそれもあるので念のため道路の冠水や河川の増水に注意してください。
台風が離れるにつれて強風は徐々に収まっていきますが、沿岸部では波が高い状態が続きます。天気が回復しても海のレジャーは控えた方が安心です。
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