連休明けの明日は西日本太平洋側で雨 局地的には激しく降るおそれ

ウェザーニュース

お盆休みの連休明けとなる明日19日(月)は西日本を中心に湿った空気が流れ込み、雨が降りやすくなります。局地的に活発な雨雲がかかって激しく降ることがあるため注意が必要です。

水蒸気たっぷりの空気が流入

明日は太平洋高気圧が日本の南の海上へと張り出し、沖縄付近の熱帯低気圧と、高気圧の間で南寄りの風が強まる見込みです。この南風が暖かく湿った空気を次々に運び込んで、西日本の太平洋側では雨が降りやすくなります。

熱帯低気圧周辺の水蒸気をたっぷりと含んだ空気が流れ込むため、九州や四国など地形の影響を受ける所では雨雲が発達する見通しです。

局地的には1時間に30mm以上の激しい雨の降る可能性があり、同じような所に活発な雨雲がかかるため、総雨量が増加するおそれもあります。道路冠水や河川の増水、土砂災害などに注意が必要です。

天気が崩れる分、暑さは和らぐ

曇りや雨の所が増える分だけ、これまでに比べると暑さの和らぐ所が多くなります。

明日午後の気温分布を見ると、九州南部や四国、紀伊半島などは30℃未満を示すオレンジ色の領域が大部分です。高知市の最高気温は今日に比べて6℃も低い29℃、大阪市は5℃低い32℃の予想となっています。湿度が高くムシムシはするものの、多少はしのぎやすくなりそうです。

日本海側は比較的日差しが多いため暑さが続き、福岡市は今日と同様、35℃まで上がる見込みです。時々日差しが届く名古屋市や東京都心は今日よりも少し低いくらいとなります。