北海道は次第に雨の範囲が拡大 明日は秋の空気が流れ込み気温は低め

ウェザーニュース

北海道には前線帯に伴う雨雲が道北を中心に広がっています。今夜以降は雨雲の帯が次第に南下し、道央や道南でも雨の降り出す所が多い見込みです。

雨雲は今夜にかけて南下

北海道の南東海上にある高気圧と、大陸北部から張り出す高気圧の間に前線帯が形成され、その雨雲が道北を中心に雨を降らせています。一部には活発な雨雲がみられ、16時10分までの1時間には中標津町・上標津で12.5mmのやや強い雨、旭川市・江丹別では9.5mmの雨を観測しました。


雨雲はこれから今夜にかけて南下し、札幌市など道央でも今夜は本降りの雨になる見込みです。明日20日(火)の朝まで雨の降る所が多く、影響が長引く道南では昼過ぎまで雨が降りやすくなります。

明日は気温が上がらず秋の気配

雨雲が通過した後は秋の空気が流れ込むため、天気が回復してもそれほど気温は上がりません。

札幌市では今夜から明日朝にかけて気温が20℃を割り込む予想です。雨が止んだ後は日差しが少ないこともあり、最高気温も24℃止まり。30℃近くまで上がった今日よりも5℃ほど低くなります。

最低気温の20℃未満、最高気温の25℃未満はともに8月5日以来です。秋の訪れが少し感じられるかもしれません。