北関東から東北南部で雷雨 東京都心などは急変の可能性低い

ウェザーニュース

北関東や東北南部では午前中から雨雲の発生しやすい状況が続いています。午後になって雨雲の発達が目立つようになり、一部で雷を伴った激しい雨になってきました。一方で、東京都心など関東南部の都市部は昨日に比べると雷雨の可能性が低いとみています。

夕方にかけて道路冠水や落雷に注意

本州付近には湿った空気が流れ込み、気温の上昇によって大気の状態が不安定になっています。特に南寄りの風と東寄りの風がぶつかることでシアーラインが形成されている、栃木県から茨城県、福島県にかけて雨雲が発達しやすい状況です。

福島県郡山市では自治体が設置した雨量計で10分間に10〜15mm（1時間換算で60〜90mm）の激しい雨になっていて、宇都宮市周辺など栃木県内でも雨が強まってきました。激しい雨を降らせている雨雲の周辺では落雷も頻発しています。


夕方にかけて北関東や福島県では雨雲が発達しやすく、局地的には1時間に30mm以上の激しい雨が降る見込みです。道路冠水や落雷、突風などに注意をしてください。

関東南部でも千葉県北西部や埼玉県西部の山沿いなどは雨雲の発達に注意が必要です。ただ、東京都心などで昨日のような雷雨になる可能性は低いとみられます。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）