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マリアナ諸島で台風発生予想 次に発生すると「台風10号」

ウェザーニュース / 2024年8月21日 11時46分

ウェザーニュース

8月21日(水)9時にマリアナ諸島で発生した熱帯低気圧について、気象庁は「24時間以内に台風に発達する見込み」と発表しました。次に台風が発生すると台風10号と呼ばれることになります。

▼熱帯低気圧 8月21日(水)9時
 中心位置   マリアナ諸島
 移動     西北西 ゆっくり
 中心気圧   1008 hPa
 最大風速   15 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 23 m/s

来週にかけて日本列島に近づくおそれ

熱帯低気圧の周辺は海面水温が30℃前後と高く、風の環境も台風の発達に適した状態になっています。台風になった後は発達しながら北西に進む見通しです。

現在は西日本を中心に高気圧に覆われているものの、週末以降は高気圧が勢力を弱めるため、台風が日本列島に近づきやすくなっていきます。来週は台風の影響が大きくなる可能性がありますので、今後の情報に注意をしてください。

台風が発生すれば今月6つめに

平年の台風発生数

次に台風が発生すると、19日(月)3時に発生した台風9号以来で、台風10号と呼ばれることになります。台風が発生すれば今月6つめです。

台風発生数の平年値を見ると、8月の台風発生数の平年値は5.7個で、一年の中でも最も台風の発生が多くなる時期です。今年も日本の南で複数の台風が発生する可能性があります。秋にかけての本格的な台風シーズンとなりますので、台風対策・大雨対策等を整えておくようにしてください。

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