日本海側で局地的に非常に激しい雨 関東など太平洋側でも雨雲発達

ウェザーニュース

前線帯に向かって流れ込む湿った空気や上空の気圧の谷の影響で、日本海側を中心に雨雲が発達しています。非常に激しい雨に警戒が必要です。太平洋側も雨雲が発生しやすく、天気の急変に注意をしてください。

今夜にかけて非常に激しい雨のおそれ

今日25日(日)は本州の日本海側を中心に午前中から雨雲が発達し、上空の気圧の谷の東進に伴って、東北でも雨が強まってきました。富山県上市町では14時05分までの1時間に146.5mmの猛烈な雨を観測しています。1時間雨量としては日本歴代9位タイの稀に見る激しい雨です。

山陰から北陸、東北南部では夜にかけて雨雲の発達しやすい状況が続き、局地的には1時間に50mm以上の非常に激しい雨の降るおそれがあります。15時30分の時点では山形県と京都府に大雨警報、富山県、石川県には土砂災害警戒情報が発表中です。道路冠水や低い土地の浸水、土砂災害などに警戒をしてください。


関東や東海など太平洋側でも所々で雨雲が発生していて、日本海側に比べると狭い範囲ながら雷雨となっている所があります。こちらも今夜にかけて天気急変の可能性があるため、注意が必要です。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）