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台風10号の影響で広範囲で停電リスク 動きが遅く数日にわたるおそれも

ウェザーニュース / 2024年8月27日 15時44分

ウェザーニュース

非常に強い勢力の台風10号(サンサン)は、ゆっくりと奄美付近を進んでいます。奄美地方では停電の発生している所があり、明日28日(水)以降は九州本土や中国・四国などでも停電リスクが高まる予想です。影響が数日にわたるおそれもあります。

喜界町は4000戸以上で停電中

九州電力によると今日27日(火)15時25分現在、台風の暴風域に入っている鹿児島県奄美地方の喜界町では約4290戸、奄美市では約270戸で停電が発生しています。台風の動きは遅く、奄美地方では明日にかけて暴風が続く見込みです。

明日になると台風は次第に北寄りに進路を変えるとみられ、九州本土に接近します。鹿児島県本土や宮崎県など南部から風が強まり、30日(金)未明にかけては九州本土の各地で暴風となるおそれがあります。

その後の進路はまだ不確実性が大きいものの、中国や四国、近畿方面に進む見通しです。

エアコンなど空調が使えなくなる可能性も

ウェザーニュース独自の停電リスク予測では、31日(土)昼までの停電リスクが高いのは奄美地方から種子島・屋久島、九州本土の沿岸と予想しています。台風の動きによっては24時間以上、暴風が継続することが考えられ、その場合は一度停電すると復旧までに時間がかかる見通しです。数日程度、停電が続くことも考慮した準備が必要になります。

また、30日(金)以降は中国・四国・近畿なども沿岸部を中心に停電リスクが出てくる予想です。今回の台風はまだ進路が定まっていませんので、こまめに最新の情報をご確認ください。

台風接近時は雨や風が強まることで窓を開けることが出来ず、室内は蒸し暑くなるとみられます。停電でエアコンが使えない状況になった場合は、暑さ対策も欠かせません。停電の備えを行う際は、暑さをしのぐ対策もしっかりと行うようにしてください。

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