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台風10号 交通影響予測 広範囲で運休や通行止め 影響長引くおそれ(28日12時更新)

ウェザーニュース / 2024年8月28日 11時30分

ウェザーニュース

台風10号は週末にかけて日本列島をゆっくり縦断し、新幹線などの鉄道の運休や高速道路の通行止め、飛行機の欠航など交通機関への影響が長引くおそれがあります。

8月29日(木)から9月1日(日)にかけての気象による影響予測をお伝えします。(8月28日12時更新)

<高速道路>広範囲で通行止めの可能性

高速道路への影響予測

台風10号の接近・上陸に伴い、29日(木)は九州で大雨や暴風となり通行止めが発生する可能性があります。

また、東海地方の東名・新東名ではこれまでの大雨で既に通行止めが発生しています。一時的に雨が弱まって通行止めが解除される可能性もありますが、このまま通行止めが長期化するおそれもあります。

30日(金)以降は中四国や近畿、東海を中心に広範囲で通行止めが発生するおそれがあり、9月1日(日)は北陸の高速道路でも通行止めが発生する可能性があります。進路次第で関東以北の高速道路でも雨や風が強まり、影響が出る可能性があります。

暴風が予想される場合、車両の横転リスクが高まるため、暴風域に突入する時点で通行止めの区間が拡大する可能性もあります。また、進行タイミングの予想も変わることがあり、影響期間が長引いたり、さらに遅くなることも考えられます。

車での移動を予定されている方は、最新の交通情報を各高速道路会社の公式ウェブサイトやアプリ、交通情報サービスなどでこまめに確認し、安全を最優先に行動してください。必要に応じて、移動の延期や代替手段もご検討ください。

<鉄道>計画運休の可能性も

在来線への影響予測

【在来線】
29日(木)は台風の接近に伴い、九州の路線を中心に運転見合わせとなる可能性があります。台風から離れた近畿や東海でも、沿岸部の路線を中心に湿った空気の流れ込みで雨が強まり、運転見合わせや速度規制の可能性があります。

30日(金)以降は西日本や北陸、東海の広い範囲で運転見合わせとなるおそれがあります。また、関東以北の路線でも雨や風が強まり、遅延や一部運休となる可能性があります。

【新幹線】(記事冒頭の画像)
29日(木)は九州新幹線や西九州新幹線で運休の可能性があります。東海道新幹線は台風接近前から長雨が続いているため、運転見合わせが長期化するおそれもあります。

30日(金)以降は山陽新幹線でも運転見合わせの可能性があり、運休予定が発表されることも考えられます。

9月1日(日)は関東以北の新幹線でも、雨や風の影響で遅延や一部運休が発生するおそれがあります。

台風の進路や進行速度が定まっていないため、影響を受ける路線が変わることが考えられます。安全確保のため、早めに計画運休が実施される可能性もあります。ご利用予定の際は、各鉄道会社の公式ホームページや交通情報をこまめにご確認いただき、最新の運行状況を把握するよう努めてください。また、必要に応じて代替手段の変更や移動の延期もご検討ください。

<航空>欠航や大幅な遅延の可能性

飛行機への影響予測

台風10号の接近に伴い29日(木)から九州の空港を中心に、30日(金)以降は影響範囲が次第に東に広がり、中四国、近畿、東海の空港で欠航や大幅な遅延となる可能性があります。

9月1日(日)は北陸や関東の空港でも風が強まり遅延または条件付き運航の可能性があり、夜は機材繰りの影響で欠航便が発生する可能性もあります。

最新の運航情報は、各航空会社の公式ウェブサイトやアプリ、または連絡メールなどで随時ご確認ください。早めの確認と、必要に応じた代替手段をご検討ください。

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