鹿児島 肝属川水系が氾濫のおそれ 警戒レベル4相当の氾濫危険情報発表

ウェザーニュース

台風による大雨の影響で鹿児島県を流れる肝属川水系が増水し、1時50分に氾濫危険情報（警戒レベル4相当）が発表されました。

氾濫危険水位に到達したのは、姶良川の姶良橋水位観測所（鹿屋市）で、氾濫が発生するといずれも鹿屋市で浸水被害が発生するおそれがあります。

また、肝属川の俣瀬水位観測所（肝属郡東串良町）ではこのあと29日(木)5時頃に「氾濫危険水位」に到達する見込みで、氾濫が発生するといずれも鹿屋市、肝属郡肝付町、肝属郡東串良町で浸水被害が発生するおそれがあります。

川の様子を見に行くのは危険ですので厳禁です。浸水しにくい上の階に移動するなど、身の安全を確保して過ごすようにしてください。

河川には近寄らないで

ウェザーニュースアプリ　レーダー河川モードより

台風10号の接近により鹿児島県内でも断続的に雨が強まっている状況で、1時間に50mmを超える非常に激しい雨が降っている所もあります。

雨が弱まったあとも川の水位はさらに上昇するおそれがあるため、状況が気になっても川の様子を見に行かないでください。川の様子はウェザーニュースアプリのレーダータブ「河川」モードからライブカメラで確認出来ます。