気象庁1か月予報 北日本は残暑が和らぐことも 引き続き台風の影響に注意
ウェザーニュース / 2024年8月29日 16時0分
今日29日(木)、気象庁は8月31日から9月30日までの1か月予報を発表しました。
全国的に気温は高めの傾向が続きますが、北日本では暑さが和らぐこともある見込みです。また、南からの暖かく湿った空気や熱帯低気圧の影響を受けやすく、太平洋側を中心に平年より雨量が多い傾向となる予想です。
高温傾向は続く
この先1か月の気温
この先1か月は太平洋高気圧が日本の東から南へ強く張り出し、日本列島を覆うとみられます。引き続き日本付近には暖かな空気が流れ込みやすく、1か月の平均気温は全国的に平年よりも高い予想です。
9月に入ると、これまでのように体温を超えるような日は少なくなります。それでも平年を上回る気温で、西日本や東日本を中心に熱中症リスクの高まることがあります。引き続き晴れて気温の上昇する日は注意が必要です。長引く暑さで体調を崩さないようお気をつけください。
北日本には大陸の冷涼な空気の影響を受けることがあり、暑さが和らぐ時期もありそうです。朝晩は涼しく感じられることも多くなるため、体感の変化にも注意してください。
降水量が多くなる可能性
この先1か月の降水量
日本列島は南からの暖かく湿った空気や、熱帯低気圧の影響を受けやすくなります。このため、降水量は太平洋側を中心に平年より多い傾向となる予想で、特に関東甲信や東海で雨量が多くなりそうです。
8月は台風の接近が相次ぎ、月末には台風10号が上陸して荒天となっています。9月も台風が多いシーズンで、この先も熱帯擾乱の影響を受けやすい見込みです。引き続き熱帯低気圧や台風の動向には注意をしてください。
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