関東南部で大規模冠水が発生 台風から離れた所で大雨被害

ウェザーニュース

今日8月30日(金)9時の時点で台風10号は九州を通過しており、周辺では激しい雨となっています。また、台風本体からは離れた東日本太平洋側にも活発な雨雲が流れ込み、関東や東海でも土砂降りの雨が断続的に続いています。

大規模冠水や河川氾濫も発生

八王子では10時50分までの24時間で331.5mmの雨を観測するなど大雨となっており、関東南部では河川氾濫や大規模な道路冠水が発生しています。

ウェザーニュースアプリを通じて冠水の状況を質問したところ、台風から離れている関東で、「足首〜すね」、さらには「ひざ以上」まで浸かるほどの冠水が発生していることがわかります。
会員の方からよせられた写真や動画からも、辺り一体が冠水し通行止めが発生している様子がわかります。

影響が拡大するおそれ

台風10号の動きが遅いため気圧配置は大きく変化することなく、雨の降りやすい状況が週明けにかけて続くおそれが出てきています。このあとも冠水被害の拡大、土砂崩れ発生のリスクが高まると予想されます。関東の方も台風が離れているからと油断せず、自治体などからの情報を随時確認し、安全な場所で過ごすようにしてください。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）