秋雨前線の影響で東北は激しい雨 夜は関東も雷雨のおそれ

ウェザーニュース

今日2日(月)は秋雨前線が北日本を通過。東北や北陸を中心に広い範囲で雨が降り、一部では激しく雨が降っています。発雷も観測されており、落雷や突風に加えて道路の冠水や河川の増水に注意が必要です。

秋雨前線は徐々に南下し、今夜遅くから明日3日(火)の朝にかけては関東でも激しい雷雨となるおそれがあります。

岩手で時間40mmの激しい雨

秋雨前線の通過に伴って、午前中は東北日本海側や北陸が中心だった雨のエリアが東に拡大。午後は東北太平洋側でも広く雨が降っています。岩手県荒谷のアメダスでは1時間に40mmの激しい雨を観測しました。青森県や秋田県からは道路冠水の報告も寄せられています。

発達した雨雲が流れ込むと1時間に50mmを超えるような非常に激しい雨となるおそれがあります。雨雲は上空の風に流されて東に移動するため、同じ場所で長時間激しい雨が続くことは少ないとみていますが、荒天の間は外出を控えて屋内で安全を確保するようにしてください。

前線南下し夜は関東も雷雨のおそれ

秋雨前線は徐々に南下して雨のエリアは南に広がる予想です。久しぶりの青空が広がっている関東エリアでも天気はゆっくり下り坂。夜遅くには雨が降り出し、明日3日(火)の朝にかけて激しい雷雨となるおそれがあります。

遅い帰宅には折りたたみ傘があると安心です。また、外干しの洗濯物は早めに取り込んでおくと良さそうです。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）