週間天気 晴れる日多く残暑厳しい 北日本は雨の後に秋の空気へ

ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■

・晴れる日多い　北日本は前線通過で雨
・西日本や東日本は残暑　北日本は秋の気配
・9月は台風の接近／上陸が最も多い時期

今週は晴れるところが多くなるものの、北日本では5日(木)〜6日(金)は前線通過で雨が降る見込みです。

晴れる日多い　北日本は前線通過で雨

今週は西日本や東日本を中心に晴れるところが多くなる予想です。

ただ、関東周辺では明日4日(水)午前中にかけて雨が降りやすくなります。神奈川県や静岡県などではこれまでに非常に多くの雨が降ったため、地盤が緩んでいるところがあります。普段に比べて、河川増水や土砂災害が発生しやすい状況になっているので注意が必要です。

また、北日本では5日(木)〜6日(金)にかけて前線が通過する影響で雨が降る見込みです。前線が通過した後は空気が入れ替わり、ひと足先に秋の空気を感じられそうです。

西日本や東日本は残暑　北日本は秋の気配

この先、西日本や東日本では最高気温が35℃前後の厳しい残暑となる日が多く、猛暑日になるところもあります。真夏の顕著な暑さではないものの、熱中症予防は引き続き行ってください。


一方、北日本では前線が通過した後は空気が入れ替わり、ひと足先に秋の空気を感じられそうです。服装などで調節をして体調を崩さないようにお気をつけください。

9月は台風の接近・上陸が最も多い時期

台風10号が日本列島に大きな影響を及ぼし、9月に入り台風11号(ヤギ)が発生しました。

台風発生数の平年値を見ると、9月は平均5.0個で8月に次いで台風の発生が多い時期です。一方、台風の接近数の平年値は3.3個と8月と同値、台風の上陸数の平年値は1.0個と9月が年間トップです。

今後も台風の発生する可能性があり、秋が近づくにつれて本州付近に近づく台風も増えてくることが考えられます。今週後半に南西諸島へ熱低擾乱が近づくと計算している気象予測モデルもあるので、あらかじめ台風対策・大雨対策等を整えておくようにしてください。