関東は気温上がらず涼しいくらい 西日本は35℃前後の厳しい残暑

ウェザーニュース

今日3日(火)は日差しが届いた西日本と、断続的に雨が降っている関東で気温の大きな差がありました。関東では深夜に最高気温を観測した所が多く、昼間は少し涼しいくらいです。

西日本は残暑厳しく猛暑日の所も

前線が南下した影響で関東は朝から断続的に雨が降っています。日差しがほとんど届かない上に、上空の暖かな空気が南に退いたことで、昨日よりも気温は大幅に低くなりました。

15時00分までの最高気温は東京都心で昨日より6.7℃低い27.4℃。これは日付が変わった直後の0時23分に観測した気温で、昼間は25℃前後で経過しています。千葉県や神奈川県など雨がしっかりと降った地域も同様の傾向です。

一方で、九州から中国、四国は晴れ間が多く、厳しい残暑が続いています。鹿児島県肝付町・肝付前田は35.1℃と猛暑日を観測、そのほか、熊本市で34.2℃、広島市で34.1℃など厳しい残暑となりました。

北海道は秋の空気に覆われたため晴れても極端な気温の上昇はなく、札幌市の最高気温は27.8℃。湿度が低かったため過ごしやすい陽気です。

明日も関東は日差し届かず気温低めに

明日4日(水)は今日以上に晴れのエリアが拡大します。西日本から東海は日差しがしっかりと届き、最高気温が33℃前後まで上がる予想です。残暑が続きますので、屋外で長時間活動するような場合は、熱中症対策が必要になります。


北海道や東北北部は内陸部を中心に朝は放射冷却現象で気温が下がり、札幌市は17℃、旭川市は13℃と今朝より低い予想です。その一方で、昼間は30℃近くと一日の中の気温差が大きく、服装選びや体調管理に注意をしてください。

関東はすっきりしない天気が続くため気温は上がらず、東京都心は27℃と30℃には届かない予想です。