日本の南を熱帯低気圧が北上 週末以降は沖縄に影響の可能性も

ウェザーニュース

今日6日(金)は日本の南を熱帯低気圧が北西にゆっくりと進んでいます。

現時点では台風への発達は予想されていませんが、沖縄や奄美では週末から週明けにかけて強雨や雷雨に注意が必要です。

激しい雷雨に要注意

台風11号は南シナ海を西進しています。また、台風12号が本州の東海上を北東に進んでいます。

これらの台風は日本への影響はありませんが、日本の南海上を熱帯低気圧が北西に進んでいます。熱帯低気圧は今週末も北西に進み、沖縄に近づいてくる見込みです。

沖縄や奄美では週末から週明けにかけて大気の状態が不安定となることが予想され、晴れたり雨が降ったりの変わりやすい空となり、雷を伴った激しい雨の降るおそれがあります。熱帯低気圧の発達度合いによっては、強風や高波にも注意が必要です。

なお、熱帯低気圧の北側にあたる本州の南海上では太平洋高気圧が勢力を強めているため、熱帯低気圧が西日本や東日本に接近する可能性は低い見込みです。