沖縄に低圧部が接近 週明けにかけて急な雷雨に要注意

ウェザーニュース

今日7日(土)は日本の南を低圧部が北西にゆっくりと進み、沖縄に近づいています。

現時点では台風への発達は予想されていませんが、沖縄や奄美ではこれから週明けにかけて強雨や雷雨に注意が必要です。

朝には虹も現れる

今日7日(土)の沖縄は周辺海上に点在する雨雲が時折通過しています。

明け方に新石垣空港で1時間に23.0mmの強い雨が降りました。沖縄本島も雨が降ったり止んだりの空で、朝には虹の現れた所もありました。

激しい雷雨の可能性も

日本の南にある低圧部はこの後も北西に進み、沖縄に近づいてくる見込みです。

沖縄や奄美では週明けにかけて大気の状態が不安定となることが予想されます。晴れたり雨が降ったりの変わりやすい空となり、雷を伴った激しい雨の降るおそれがあります。
明日8日(日)以降は強風や高波にも注意が必要です。


本州の南では太平洋高気圧が勢力を強めているため、低圧部周辺の発達した雨雲が西日本や東日本に影響することはない見込みです。

沖縄では9月もマリンレジャーを楽しめるシーズンですが、南西諸島では熱帯擾乱の影響を受けやすい状況が続いているため、海岸では天気急変や強風、高波に注意が必要です。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）