週間天気 厳しい残暑が続く 熱帯低気圧の動向に注意

ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■

・東日本は前線の影響を受ける日も
・厳しい残暑が続く、猛暑日の所も
・熱帯低気圧の動向に注意

この1週間は前線や熱帯低気圧の動向に注意が必要です。厳しい残暑が続き、猛暑日になる所もあるため熱中症に注意してください。

東日本は前線の影響を受ける日も

11日(水)〜16日(月)の予想天気図

北海道〜関東の各地は前線の影響を受けるタイミングが度々あります。

11日(水)から12日(木)頃にかけて次の前線が北海道を通過し、その後は再び弱まりながら東北付近で停滞する予想です。前線に向かって日本の東にある高気圧の縁辺を回る湿った空気が流れ込むため、前線の南側でも雨が降りやすくなる可能性があります。

厳しい残暑が続く、猛暑日の所も

西日本や東海は晴れる日が多く、35℃以上の猛暑日となるところがある予想です。厳しい残暑はこの先も続きそうです。

屋外で活動は熱中症になりやすいので、こまめに日陰や涼しいところで休憩をしたり、適切に水分補給・塩分補給を行うなど、しっかりと対策を行ってください。

熱帯低気圧の動向に注意

南西諸島の南にある低気圧は今日9日(月)12時に熱帯低気圧に変わりました。明日10日(火)にかけて沖縄近海を西寄りに進む予想です。沖縄や奄美周辺では熱帯低気圧周辺の活発な雨雲がかかり、断続的な激しい雨に注意が必要です。道路冠水や低い土地の浸水などのおそれもあります。

また、マリアナ諸島近海にある低圧部は、今夜21時には熱帯低気圧に変わる予想となっています。現時点ではまだこの熱帯低気圧の動向は予想が難しく、予測の確実性は低くなっています。日本の南に北上してくる可能性も考えられるため、今後の予報に注意が必要です。