アメリカ西海岸で熱波続く ロサンゼルスで連日の40℃超

ウェザーニュース

アメリカ西海岸では先週後半から熱波に見舞われています。暑さのピークとなった6日(金)はロサンゼルスで44℃まで上昇し、9日(月)も40℃に達しました。

乾燥した晴天で山火事の影響広がる

アメリカ西海岸は南から暖かな空気が流れ込みやすくなっています。上空1500m付近で＋24℃以上の真夏のピークに匹敵するほどの暖気で、ロサンゼルスなどカリフォルニア州は9月とは思えないような暑さです。

ロサンゼルスの中心部では6日(金)に44℃まで上昇し、9月としての過去最高気温に迫る気温となりました。週末も暑さが続いて、現地時間の9日(月)も昼過ぎに40℃に到達しています。そのほか、ロングビーチ空港などで記録的な高温を観測しました。

日本とは違い乾燥した晴天で、最小湿度は20%台です。山火事が各地で発生し、鎮火に時間がかかっていることから、煙による視界悪化の影響が出ています。

この暑さは現地時間の10日(火)になると落ち着く見込みで、今週中頃からは最高気温が30℃前後まで下がる見込みです。