大阪・奈良に大雨警報 道路冠水や低地の浸水に要注意

ウェザーニュース

今日10日(火)は午後になって、関西で雨雲が急発達しています。大阪や奈良の一部には大雨警報が発表されました。周辺では夜のはじめ頃にかけて、道路冠水や低地の浸水に警戒が必要です。

県境付近で風が収束

紀伊半島南東部から吹く南東の風と、大阪湾から吹く南西の風がぶつかり、大阪府と奈良県の境目付近で雨雲が急発達しています。奈良県五條市では14時40分までの1時間に25.5mmの強い雨を、大阪府東大阪市生駒山では15時10分までに11.5mmのやや強い雨を観測しました。奈良市や大阪市でも雨が強まっていて、15時現在、奈良市と大阪市には大雨警報が発表されています。

雨雲にはあまり大きな動きはみられません。夜のはじめ頃にかけて同じような場所で強い雨や激しい雨が続くおそれがあります。道路冠水や低地の浸水に注意が必要です。

落雷や突風を伴うおそれもあるため、雷鳴が聞こえてきたら頑丈な建物の中に避難するようにしてください。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）