ハリケーンがアメリカ・ルイジアナ州に上陸 周辺では大雨や暴風に

ウェザーニュース

ハリケーンFrancine（フランシーヌ）がアメリカ・ルイジアナ州に上陸しました。ハリケーンとしては下から2番目のカテゴリー2の勢力で、周辺の地域では警戒が続いています。

瞬間的には40m/s超の暴風

日本時間の10日(火)0時にメキシコ湾でトロピカル・ストームとなったFrancineは、発達を続け11日(水)にハリケーンとなり、12日(木)朝（現地時間の11日夕方）にルイジアナ州に上陸しました。

上陸時の勢力は中心気圧が972hPa、最大風速が45m/sでハリケーンとしては下から2番目の強さとなるカテゴリー2。日本の台風では「非常に強い」勢力に相当する強さです。


ルイジアナ州では沿岸部を中心に上陸前から雨が強まり、多い所では12時間に150mm以上の雨が降っています。また、ハリケーンの接近に伴って風も強く、瞬間的には40m/s以上の暴風を観測しました。

上陸後は次第に勢力を弱めるとみられるものの、暴風雨や高潮、高波のおそれがあるため、現地の気象当局は厳重な警戒を呼びかけています。