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台風13号 奄美諸島付近を通過 今後は遠ざかるも引き続き荒天警戒

ウェザーニュース / 2024年9月15日 6時30分

ウェザーニュース

9月15日(日)3時現在、強い勢力の台風13号(バビンカ)は鹿児島県奄美市の西北西約160kmの海上を北西に進んでいるとみられます。今後も東シナ海を北西へ進み、中国に上陸する予想です。奄美諸島を中心に、引き続き大雨や強風、高波などに注意が必要です。

▼台風13号 9月15日(日) 3時現在
 中心位置   奄美市の西北西 約160km
 大きさ階級  //
 強さ階級   強い
 移動     北西 25 km/h
 中心気圧   970 hPa
 最大風速   35 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 50 m/s


引き続き強雨や強風、高波に注意

台風13号は奄美諸島付近を通過し、北西方向へと遠ざかりつつあります。

奄美地方では台風の通過に伴い風が強まり、15日(日)0時30分頃には鹿児島県・名瀬で最大瞬間風速29.7m/sを観測しました。台風が遠ざかるにつれて暴風警報は強風注意報に切り替えられていますが、依然として強風に注意が必要です。実際、4時00分頃にも鹿児島県・中之島で最大瞬間風速21.6m/sを観測しており、風が弱まるまでは油断できません。

また、台風は中心付近に活発な雨雲を伴っており、強い雨にも注意が必要です。15日(日)5時00分時点で鹿児島県・宝島では1時間に19.0mmのやや強い雨を観測しています。未明に鹿児島県・名瀬で観測された1時間に33.0mmの雨と比較すると勢いは弱まっているものの、局地的な強い雨や雷雨には引き続き注意をしてください。

一方、台風の中心から離れている西日本の太平洋側でも、台風周辺を吹く湿った空気の影響で断続的に雨が降っています。特に高知県では、5時00分までの1時間に22.0mmの強い雨が観測されており、今日いっぱいは雨雲が流れ込みやすい状態が続く見込みです。道路冠水や低地の浸水といった被害のリスクがあるため、十分な注意が必要です。

波は太平洋側の広い範囲で高くなることが予想されます。残暑の厳しい三連休ですが、西日本だけでなく、伊豆諸島など東日本でも海のレジャーは十分な注意が必要です。

台風の名前

北西太平洋や南シナ海で発生した台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風13号の名前「バビンカ(Bebinca)」はマカオが提案した名称で、伝統的なプリンの名前からとられています。

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