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週間天気 せめぎ合う夏と秋 来週は雲が主役

ウェザーニュース / 2024年9月15日 6時0分

ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■

・来週は雲優勢の空
・季節の移ろいを感じる1週間に
・17日(火)は十五夜・中秋の名月

この1週間は、秋雨前線やそれに向かって流れ込む南からの暖かく湿った空気によって、全国的に曇りや雨のすっきりしない天気が続きます。真夏日になる日も減り、徐々に秋の訪れを感じられるようになりそうです。

来週は雲優勢の空

16日(月)は、秋雨前線が不明瞭になりながら、本州付近に停滞する傾向です。そのため、東日本や西日本では雲が広がりやすく、雨が降るところもある見込みです。

来週の中頃も、湿った空気の影響で天気はすっきりしません。大気の状態が不安定なため、晴れていても天気が急変する可能性があり、油断は禁物です。

来週の後半になると、再び秋雨前線が明瞭になりつつ南下する予想です。西日本や東日本の広い範囲で、強雨や雷雨、局地的には大雨のおそれがあります。

前線の動向には注意が必要ですが、日本の南の海域にも目が離せません。南の海はまだ暖かく、熱帯低気圧が発生・発達しやすい状況です。もし発生・発達した場合は、予報が大きく変わる可能性があるため、最新の情報をこまめに確認するようにしてください。

季節の移ろいを感じる1週間に

期間を通して秋雨前線の北側に位置する北海道は、乾燥した涼しい空気に包まれ、徐々に秋の訪れを感じそうです。朝晩は気温が下がり、昼との気温差が大きくなるため体調管理をしっかりと行ってください。

一方で、東日本や西日本は秋雨前線の南側に位置しており、南から暖かく湿った空気が流れ込みやすくなります。そのため、彼岸頃までは厳しい残暑が続き、蒸し暑い日が続く見込みです。ただ、週末頃になると次第に秋の空気が流れ込むようになり、厳しい暑さは和らぎそうです。

17日(火)は十五夜・中秋の名月

今年は、17日(火)に旧暦の8月15日を迎え、この日に見られる月を「十五夜の月」または「中秋の名月」といいます。

しかし、今年は秋雨前線の影響で東日本や西日本を中心に雲が広がりやすい予想です。そのため、地域によっては雲が月を隠してしまう可能性がありますが、一部の場所では、雲の隙間から月が見えるチャンスもありそうです。

予報はまだ変わる可能性があるため、随時週間天気予報をお確かめください。

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