北海道で幻想的な「白虹」が出現 秋晴れのサイン
ウェザーニュース / 2024年9月16日 9時45分
今日9月16日(月・敬老の日)朝は北海道内では白い虹が見られました。
これは霧が解消に向かう時に見られる「白虹」もしくは「霧虹」と呼ばれる現象です。
白虹は霧が解消して晴れるサイン
白虹と七色の虹の原理
通常の虹は太陽の光が雨に反射する際、雨粒がプリズムの役割を果たして太陽光が分光されるため、七色に見えます。
一方、白虹は太陽の光が霧の粒に反射・散乱して見られます。霧の粒は雨粒より細かいためプリズムのように分光されず、全ての波長(色)の光が同じように散乱されるため、白く輝いて見えます。また、回折と呼ばれる現象によって太陽の光が曲げられ、その曲げられた光が集中するところが明るく見られることも、白く輝いて見える一因です。
太陽の高さが低い朝や夕方に霧が出ていて解消に向かうときに、このような白い虹が見られることがあります。
移動性高気圧に覆われて北海道では広い範囲で秋晴れとなっています。放射冷却の影響で内陸部を中心に気温が下がり、霧が発生しました。
宗谷エリアの沼川では全国で最も低い最低気温3.6℃を観測。10月中旬並みの冷え込みです。昼間は気温が上がり、秋らしく過ごしやすい体感となります。予想最高気温は札幌で24℃、函館や旭川で23℃となっています。
朝晩と昼間の体感差が大きくなるので、体調を崩さないように服装で上手に調節をしてください。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
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