台風14号(プラサン)は今日夕方〜夜に沖縄を通過 急な天気の悪化に注意

ウェザーニュース

9月18日(水)3時現在、大型の台風14号(プラサン)は日本の南を北西に進んでいます。今日の夕方から夜にかけて沖縄付近を通過する見込みです。

▼台風14号　9月18日(水)3時
　中心位置　　　日本の南
　大きさ階級　　大型
　強さ階級　　　／／
　移動　　　　　北西　30 km/h
　中心気圧　　　992 hPa
　最大風速　　　23 m/s
　最大瞬間風速　35 m/s

暴風域は無くても油断禁物　雨や風が強まる

台風14号は移動速度が早く、時速35km程度で沖縄付近を通過する予想です。このため、沖縄や奄美では急に風が強まり、天気が崩れてくるので注意が必要です。

大東島地方はすでに暴風域に入っていて、風雨が強まり始めています。北大東空港では午前2時39分に24.7m/sの最大瞬間風速を観測していて、波浪警報も発表中されています。

沖縄本島地方や奄美地方でも昼前後から急速に荒れた天気となるおそれがあります。暴風域を伴わない勢力ですが、進路の北側にあたる沖縄本島や奄美では風が強まりやすく、強風や高波に注意してください。台風が近づく午後からは雨も強まる見込みです。早めの帰宅ができる方は、午後の早い時間に自宅へ移動しておくと安心です。

なお、「大型」という階級は強風域の径が広いことを示していて、強さとは関係がありません。

台風の名前

北西太平洋や南シナ海で発生した台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風14号の名前「プラサン（Pulasan）」はマレーシアが提案した名称で、果物の名前からとられています。