秋雨前線の周辺で局地的に強雨 関東なども雨が降りやすい

ウェザーニュース

今日19日(木)は秋雨前線が北陸から東北付近に停滞し、周辺では雨雲の発達している所があります。局地的に雨の強まることがあるため注意が必要です。

前線が停滞し雨雲が次々に通過

秋雨前線に向かって暖かく湿った空気が継続的に流れ込んでいて、活動が活発になっています。前線付近では局地的に雨雲が発達していて、早朝には新潟県上越市・大潟で54.5mm、糸魚川市で50.5mmの非常に激しい雨を観測しました。

一旦、雨は小康状態になっているものの、日本海上には活発な雨雲が控えていて、一部は能登半島にかかり始めています。


午後にかけても前線が停滞するため北陸では雨の強まりやすい状況が続く見込みです。1時間に30〜50mmの激しい雨の降るおそれがあるため、道路冠水や低い土地の浸水などに注意をしてください。

また、前線の南側では大気の状態が不安定になっていて、関東では朝から所々で雨雲が発達しています。今日は一日を通して変わりやすい天気になりますので、日差しが出ていても油断をせず、お出かけの際は折りたたみの傘など雨雲が欠かせません。