関東で局地的に激しい雷雨 東京・八王子では突風や雹の被害

ウェザーニュース

今日19日(木)の午後、関東では局地的に雷雨となりました。東京都八王子市では突風や雹によって被害が出ています。

明日も局地的な雷雨の可能性

関東は秋雨前線の南側に広がる湿った空気に覆われ、気温が上昇したことで大気の状態が不安定になりました。


午後になって東京都多摩西部で発生した雨雲が上空の風によって東南東に移動し、八王子市では16時13分までの1時間に28.0mmの強い雨が降っています。強い雨に加えて落雷や雹、突風を伴い、15時27分には最大瞬間風速21.2m/sを観測しました。


ウェザーニュースアプリ利用者からは、突風により桜の木が倒れたなど、倒木の被害が発生しているとの報告が届いています。また、激しい雹によってカーポートの屋根に穴が開く、車の屋根が凹むなどの影響もありました。


すでに活発な雨雲は千葉県内から海上へと抜けつつあり、今夜にかけて突風や雹などの心配はなくなっています。ただ、明日20日(金)も大気の状態が不安定で、局地的な雷雨の可能性がありますので、空の変化に注意が必要です。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）