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関東〜九州の4県に熱中症警戒アラート 日差しがなくても対策を万全に

ウェザーニュース / 2024年9月21日 7時0分

ウェザーニュース

今日9月21日(土)、環境省と気象庁は熱中症警戒アラートを関東〜九州の4県に発表しました。

対象地域では特に熱中症のリスクが高くなります。こまめな水分補給などで積極的に熱中症予防を行ってください。

千葉県では今年39回目、静岡県では今年44回目、熊本県では今年61回目、鹿児島県では今年64回目の発表です。

気温だけでなく暑さ指数も上昇

▼熱中症警戒アラートの発表状況(計4地域)
千葉県 静岡県 熊本県 鹿児島県(奄美地方除く)

西日本や東日本はすっきりしない天気で、雲が優勢な空です。日差しが乏しいため、これまでのような記録的な残暑は落ち着く見込みですが、湿度は依然として高く、蒸し暑く感じられそうです。このため、熱中症になりやすい状況は変わりません。十分な対策を行い、三連休初日をお楽しみください。

熱中症警戒アラートの対象地域では暑さ指数(WBGT)も高くなり、熱中症のリスクが上昇するところがあるので、エアコンをつけたり、こまめな水分補給・塩分補給を行うなどの対策をしっかりと行ってください。十分な睡眠と栄養補給も熱中症予防の基本です。

熱中症警戒アラートとは

熱中症警戒アラートは、予想される暑さ指数(WBGT)に応じて発表される情報で、以前発表されていた高温注意情報を置き換えたものです。2021年から全国で本運用が始まりました。

環境省と気象庁は、暑さ指数が「危険」ランクの中でもさらに重要度の高い暑さ(WBGT:33以上)が予想される場合に「熱中症警戒アラート」を発表することを決めています。

暑さ指数(WBGT)とは

暑さ指数(WBGT)は国際的に用いられる指標で、人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目し、気温、湿度、日射・ 輻射、風の要素から算出されます。

熱中症患者発生率との相関が気温よりも良好で、暑さ指数が「厳重警戒」ランク以上だと熱中症患者が著しく増加することがわかっています。また、暑さ指数が「危険」ランクの場合は運動は原則中止すべきとされています。

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