紅葉登山を楽しめる おすすめの山【関東】2024秋

ウェザーニュース

関東の平野部の見頃は11月中旬以降ですが、山では10月中旬〜楽しめます。

東京都心からも日帰りで紅葉狩り登山を楽しめる、関東地方でおすすめの山々をご紹介します。大自然の中で紅葉を満喫しませんか？

尾瀬（群馬県・福島県）

至仏山と尾瀬ヶ原の草紅葉

◆例年の見頃時期
尾瀬沼(群馬側)：10月上旬〜10月中旬
ブナ平周辺：10月上旬〜10月中旬

本州最大の湿原をもつ尾瀬の秋は、尾瀬ヶ原や尾瀬沼の草紅葉から始まります。群馬側のシーズンは10月上旬からで、草紅葉の後は山々が紅葉のピークを迎えてブナの葉が黄色から赤に変わっていきます。

那須岳（茶臼岳など・栃木県）

モルゲンロートでより赤く染まる那須岳の紅葉

◆例年の見頃時期
那須岳：10月上旬

那須岳は栃木県北部にある那須連山の総称を指します。その主峰として知られるのは茶臼岳で、山頂からは360度見渡せる絶景が広がります。那須岳の紅葉で特におすすめのスポットは姥ヶ平です。秋にはナナカマドやダケカンバが紅葉し、黄色やオレンジ色のグラデーションに染まります。

赤城山（黒檜山など・群馬県）

赤城山小沼から見た小地蔵岳の紅葉

◆例年の見頃時期
赤城山(山頂・大沼付近)：10月中旬

赤城山は群馬県のほぼ中心に位置し、黒檜山を主峰とした複数の山々からなる複成火山です。カルデラ湖である大沼や小沼、また外輪の山々を巡る登山と合わせて紅葉を楽しめます。

谷川岳（群馬県・新潟県）

天神平付近で出現した虹と紅葉

◆例年の見頃時期
谷川岳(天神平)：10月上旬〜10月下旬
谷川岳(ロープウェイ土合口駅)：10月下旬〜11月上旬

谷川岳は険しいコースでも知られる山ですが、谷川ロープウェイ天神平駅からのルートは天気が安定していれば初級者でも比較的安全に登頂することが可能です。山頂からは360度の大パノラマと、まるで錦絵のようなブナやモミジなどの紅葉を楽しめます。

筑波山（茨城県）

筑波山山頂付近の紅葉

◆例年の見頃時期
筑波山(山頂)：11月上旬〜11月中旬
筑波山(中腹)：11月中旬〜11月下旬
筑波山(山麓)：11月中旬〜11月下旬

日本百名山の中でも一番標高が低い筑波山には6つの登山コースがあり、比較的手軽に登山が楽しめる山としても人気です。ケーブルカー沿線では期間限定で紅葉のライトアップも実施されます。

高尾山（東京都）

高尾山から望む富士山と紅葉

◆例年の見頃時期
高尾山：11月中旬〜12月上旬

都心から約1時間でアクセスでき、1年を通して多くの登山客が訪れます。秋にはブナやイヌブナなどの自然林がやまぶき色になり、もみじの紅、常緑樹の緑と、まるでパッチワークのように山が彩られます。

大山（神奈川県）

大山地区の紅葉ライトアップ

◆例年の見頃時期
大山地区の紅葉（大山寺・大山阿夫利神社下社）：11月中旬〜11月下旬

大山は丹沢大山国立公園に位置し、頂上からは相模湾や富士山を望むことができます。深紅に染まるもみじが美しい大山寺や阿夫利神社へは、大山ケーブルカーを利用してアクセスすることも可能です。※今年度のライトアップについては未定となっています。詳細は公式サイトでご確認ください。

秋におすすめな関東の山域を紹介しました。

秋になると気温が下がり、山では寒さを感じるようになります。雨具だけでなく防寒具などの装備が必要です。

事前にルートや天気を確認して、安全に紅葉狩り登山をお楽しみください。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）
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