東京都心はギリギリ25℃の快適な陽気 明日は少し不快感が戻る

ウェザーニュース

今日24日(火)は関東から北日本を中心に秋らしい気温となりました。東京都心は約3か月ぶりの25℃台です。

明日25日(水)は雲の広がる所が増え、湿度が高くなって少し不快感が戻ってきそうです。

東海から西日本は暑さが優勢

千島列島付近にある高気圧が北から張り出し、秋雨前線は本州の南の海上に停滞しています。北海道から九州にかけては一部で雲が広がっているものの、広い範囲で日差しが届きました。

15時までの最高気温の分布を見ると、関東から北日本は20℃台の所が多くなっています。東京都心は14時07分に観測した25.3℃で、6月28日以来の涼しさとなりました。

北海道稚内市沼川では、今朝は放射冷却現象が効いて0.4℃まで冷えた一方、昼間はたっぷりの日差しで20.8℃まで上昇。朝と昼間の気温差は20.4℃と、非常に大きくなりました。

東海から西日本は30℃を超えた所もあります。湿度がやや高く、ウェザーニュースのアプリを通していただいた体感報告は「ムシッと暑い」も多くなりました。

明日は湿気が多くじめじめとした体感に

明日25日(水)は高気圧が東に遠ざかり、西から気圧の谷が接近します。関東や西日本では今日より雲が広がり、雨の降る所が増える見込みです。

日差しが乏しい分、気温はあまり高くなく、最高気温は東京で26℃、福岡で28℃の予想になっています。ただ、湿気が多くなるため、じめじめとして少し不快感が戻ってきそうです。

北海道や東北日本海側、北陸は秋晴れが続きます。内陸部を中心に朝晩と昼間の寒暖差が大きくなりますので、体調を崩さないようお気をつけください。