九州、四国で真夏日の所が多い 関東や東海も少し蒸し暑いくらいに

ウェザーニュース

今日28日(土)は昨日に比べると雲の広がった所が多く、気温の上昇が抑えられました。それでも九州や四国では30℃を超える真夏日となり、関東、東海も少し蒸し暑いくらいです。

日差し届いた九州北部で気温上昇

西日本や東日本は雲の広がった所が多く、日差しがしっかり届いたのは九州北部など一部に限られました。

最も気温が上がったのは日差しが比較的多かった九州北部で、15時00分までの最高気温は長崎県大村市と熊本県玉名市・岱明で全国トップの33.1℃、佐賀市で32.5℃を観測しています。四国も雲が多い割に暑く、高知市では31.8℃まで上がりました。

関東は雲が多かったものの、雨が降った昨日よりは気温が高めで、東京都心は27.4℃を観測。湿度が高めだったこともあって少し蒸し暑く、ウェザーニュースアプリ利用者からの体感報告では「ムシッと暑い」が半数を占めています。

北海道は秋らしい陽気で、札幌市の最高気温は22.5℃でした。

明日の関東は少し肌寒い

明日30日(日)は晴れる九州と中国地方で気温が上がり、残暑が続きます。福岡市の最高気温は30℃、広島市は31℃と連日の真夏日の予想です。

近畿から関東、東北南部にかけては雲が広がり、日差しは少なくなります。特に関東と東北太平洋側は北東からの風が吹き込む影響で気温が上がりにくく、東京都心は今日よりも3℃低い24℃、仙台市は4℃低い22℃で肌寒く感じるくらいです。

北海道は今日と同様に秋晴れで、昼間は快適な陽気になります。朝晩との気温差が大きいため、服装選びにお気をつけください。