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気象庁1か月予報 高温傾向で季節の歩みはゆっくり 秋雨前線や台風の動向注意

ウェザーニュース / 2024年10月3日 15時21分

ウェザーニュース

今日10月3日(木)、気象庁は10月5日から11月4日までの1か月予報を発表しました。気温は全国的に高い傾向が続き、秋の深まりはゆっくりしたペースになりそうです。一方、秋雨前線や台風の影響で降水量は多くなる予想です。

高温傾向続く 期間始めは残暑も

この先1か月の気温

上空約1,500mの気温は、全国的に平年より高く、日本列島は暖かい空気に覆われやすい状態が続きます。

期間初めの10月上旬は気温がかなり高くなる見込みで、西日本や東日本では局地的に30℃前後まで気温が上がる日もありそうです。

運動会や農作業など屋外で長時間過ごす場合は、念のため熱中症対策を万全にしてください。

その後も気温が平年よりも高くなる日が多くなりますが、極端な暑さはなくなり徐々に秋らしい体感になっていきます。

秋雨前線や台風の動向に注意

この先1か月の降水量

日本の南東では太平洋高気圧の東への後退が遅い状況が続き、西日本、東日本付近は相対的に気圧の低い「気圧の谷」となる日が多くなります。

秋雨前線が停滞しやすくなり、湿った空気の影響により前線の活動が活発になると雨が強まるおそれがあります。

東北や東日本、近畿や中四国では1か月の降水量が平年並みか平年より多くなる予想です。

また10月も9月と同様に日本の南海上で台風が発生して日本に影響する可能性があります。秋雨前線と共に台風の動向にも注意が必要です。

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