今宵は細い月と金星が接近 南西から西の空に注目

ウェザーニュース

今日10月6日(日)の日没後の空では、月が金星に接近します。幻想的な細い月と明るい金星の共演は見ものです。

日の入り後は西の低空に注目

10月は日が沈んだ後の西の低空で、宵の明星「金星」が輝きます。マイナス4等もの明るさで輝くため、低空でも目を引きそうです。

金星は2025年1月10日に東方最大離角を迎えます。これから段々と見える高度が上がってくるため、存在感を放ってくる宵の明星をお楽しみください。

今日の日没後の空には、月が金星に接近します。幻想的な細い月と金星の共演は見ものです。

▼6日(日)の沈む時刻（東京）
金星 18:45　月 18:47　太陽 17:18

気になる今夜の天気は？

6日(日)の日没前後は、北海道や南西諸島で晴れる予想で、美しい星空とともに月と金星が接近する様子を楽しめそうです。

一方で、東北から西日本では雲が多く、雨の降るところもあります。観測には難しい気象条件で、見えたとしても雲のすき間から顔をのぞかせる形になりそうです。


参考
国立天文台「ほしぞら情報」